台湾 からすみの食べ方について [台湾 からすみ]
台湾からすみのおいしい食べ方
基本的な準備
1.水に浸す
台湾からすみをパックから取り出したら、2~3分水に浸けます。
2.皮をはがす
少しふやけてきたら、表面についている薄皮を丁寧にはがします。
3.あぶる
薄く油をしいたフライパンに台湾からすみを入れ、30秒から2分程度中火であぶります。表面の色が変わってきたらひっくり返して反対の面も同様にあぶります。(あぶり加減は、お好みで。火が中まで通らないように注意してあぶりましょう)<ステーキで言う、ミィディアムかミィディアムレアぐらい>
基本準備ががすんだら、あとはお好みで。そのままスライスしてお酒のおつまみにしたり、ピザやパスタなどいろいろなお料理に使えます。
たくさんあるときは、使う分だけ取り分けて、あとはひとつずつラップに包んで保存容器に入れ、冷凍保存すれば1カ月程度おいしくいただけます。
食べ方の紹介例
●野菜との食べ方
好みの厚さにスライスして、大根やねぎを添えて。大葉といっしょに食べてもおいしい。
●お茶漬けとの食べ方
ご飯の上にスライスしたからすみ、きざみのり、小ネギ、みつばなどをトッピングして。
●パスタとの食べ方
スライスしてパスタに混ぜたり、おろし金でおろしてソースに混ぜたり。
●ピザとの食べ方
薄くスライスしたからすみを焼き上がったピザの上にのせて。
(ピザと一緒に焼いてしまうとパサパサになっておいしくありません)
台湾からすみを購入するには
「からすみ」の名前の由来
古くはギリシャやエジプトで製造されていたという記録もある「からすみ」。日本には、安土桃山時代に中国(明)から長崎に伝来したと言われています。「からすみ」の名前の由来は、豊臣秀吉が肥前の国(現在の佐賀県)名護屋を訪れ供された際、「これはなにか」と長崎代官、鍋島信正に尋ねたところ、中国の墨に形が似ているところからシャレで「からすみ」と答えたことによるとの説もあります。
江戸時代の慶安元年(1648年)に信州佐久郡岩村他の篠沢佐五右衛門良重という人が小諸城主青山宗俊に献上した料理の記録の中に「からすみ」の記載があるとのことで、江戸時代にはすでに「からすみ」の名が普及していたと考えられます。